自分で自転車の防犯登録を行う手順
自転車の所有者は防犯登録を行うことが法律により義務付けられています。もし、店頭で車両を購入した場合は防犯登録の手続きは店側が行ってくれますが、通販サイトやオークションを通じて自転車を手に入れた場合は自分で手続きを行わなければなりません。
防犯登録は「自転車防犯登録所」と呼ばれる看板が掲示されている場所で行うことができます。
登録を行う場合は、車両本体とともに、販売証明書や保証書などといった購入した販売店の名称や商品名、車体番号などがすべて記載されている書類、身分証明書、登録手数料を持参して登録所へ向かい、備え置かれている自転車防犯登録カードに必要事項を記入します。身分証明書は運転免許証や健康保険証、パスポートなど、公的機関が発行しているものであればどれを持参しても良いですが、外国人が防犯登録を行う場合は在留カードや特別永住者証明書を提示しなければなりません。
また、登録手数料については地域ごとに異なっているので、事前に確認が必要です。
登録所で所定の手続きが終了すると、防犯登録カードの控えと防犯登録証を受け取ることができるので、前者は大切に保管し、後者は車両の見やすい位置に貼り付けます。
防犯登録の有効期間は10年間となっており、引き続き登録を行った車両を所有する場合は再度登録手続きを行う必要があります。
自転車を高値で売却するためのポイント
自転車は買い取り専門店やリサイクルショップなどで買い取ってもらうことができます。その際、高値で売却するためにはいくつかのポイントがあります。
まず、自転車に乗れるように整備しておくことです。そのまま乗ることが難しいほどの車体の場合、店側が整備するコストが掛かってしまうため高値で買い取ってもらうことは期待できません。パンクしているようであればチューブにパッチを当て、ギアやペダルなどの駆動部に注油をするといった個人でもできる整備をしておくことが重要です。
また、車体を綺麗に掃除しておくことも高値で売却するためのポイントです。見栄えを良くするだけでなく、店側の手間を減らすことにも繋がります。汚れやすい部分はペダルの周辺や泥よけ、そしてダウンチューブの下側です。
また、パーツクリーナーを使ってギアやチェーンにこびりついた汚れも落としておきましょう。
そして、忘れやすいのが防犯登録を抹消しておくことです。店によっては防犯登録が登録されたままだと買い取ってくれないこともあるため、確実に抹消しておきましょう。都道府県によって差がありますが、登録した際の書類と身分証明書、そして自転車本体を用意して自転車店に行けば登録の抹消ができます。
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最終更新日:2024/10/4